乳歯の矯正治療 - 宮崎台やすい矯正歯科クリニック

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宮崎台やすい矯正歯科クリニック

乳歯列期の矯正治療

乳歯列期の矯正治療通常、乳歯列は3歳頃全部の乳歯が生え完成します。そのときに反対咬合(受け口)、交差咬合(下顎側方偏位)や開咬(前歯が噛み合ない)といった不正咬合がある場合、矯正治療にて改善することをお勧めします。子ども達は離乳食から普通食へ食事が変化し食べる機能の獲得、同時に飲むことや話す機能も獲得していきます。この大切な時期に不正咬合があれば、矯正治療で改善し機能獲得の手助けをするべきと考えております。

nyuushi_image02.jpgこの時期の矯正治療では、あまり負担をかけぬよう取り外し可能な装置(可撤式装置)を就寝時のみ使用します。先ずは治療効果に関わらず1年間の治療していきます。治療後、改善がみられた場合には上下顎永久前歯の生え換わりまで経過観察を行ないます。改善がみられない場合には、装置の種類を変え矯正治療を継続延長いたします。

反対咬合の症例

反対咬合

交差咬合の症例

交差咬合

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■前歯の多少のデコボコを改善するには?

Leeway Spaceのコントロールで改善

第1乳臼歯•第2乳臼歯の後に生え変わる永久歯の第1小臼歯•2小臼歯は、乳歯に比べ小さい歯が萌出するので、その際できる隙間(Leeway Space)を上手にコントロールすることで、前歯に存在する僅かなデコボコであれば改善することができます。


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下顎左側拡大写真
一般的に、形の大きい乳歯から少し小さい永久歯が萌出してくる(緑丸)。その際できる隙間を利用するために、下顎裏側にハリガネを這わし前歯のデコボコを改善します(青丸)。

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■欠損歯がある場合には?

全体のバランス、歯の移動方向などを考えながら診断します

生まれつき永久歯の数が少ない方がいます。欠損の発生頻度が高い部位としては、下顎側切歯(前歯)、次いで下顎第2小臼歯(中間歯)と言われています。下顎側切歯が欠損している場合、多くは乳切歯が脱落してしまうことが多く、乳切歯を代用することができません。そこで、矯正治療により欠損部位に対し隙間を開けるか閉じるのかを、口元やお顔全体のバランス、歯の移動方向などを考えながら診断しなければなりません。
下顎第2小臼歯が欠損している場合、第2乳臼歯は残存することが多いです。そこで、第2乳臼歯の両脇を削り、本来生え変わる永久歯の大きさに近づけることで歯のバランスを整え、矯正治療を行います。

●下顎前歯1本欠損の状態、欠損部を閉じた症例

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下顎前歯が3本しかなく、上下顎の歯の本数の調和がとれません。この患者さんは、口元の突出感より、隙間を空けることなく前歯3本の状態で矯正治療を行なうことにしました。その結果、奥歯の噛み合わせを本来の位置よりも多少ズレた状態で治療を終了しました。


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下顎犬歯の間(黒線間)に前歯が3本しかなく、その状態で矯正治療を行ないました。


●下顎前歯1本欠損の状態、隙間を開けた症例

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下顎前歯が3本しかなく、上下顎の歯の本数の調和がとれません。この患者さんは、口元の突出感はなく、欠損部の隙間を開けて矯正治療を行ない、その後、隙間にはレジン歯(緑丸・プラスティック製の歯)を接着しました。その結果、奥歯の噛み合わせを本来の場所に位置付けることができました。


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写真左:下顎前歯が1本欠損している状態で矯正治療を行なったため、奥歯の噛み合わせが本来の位置とは違う。上下の噛み合わせに黒く隙間が確認される。だが、下顎前歯が1本足りない状態で、前歯が噛み合うように治療をする必要があるため当然の結果であり、機能的には特に問題がないことを確認している。
写真右:矯正治療により下顎前歯欠損部に隙間を開け、本来あるべき下顎前歯が4本の状態とした。その結果、奥歯の噛み合わせは上下で調和がとれ、隙間なく噛むことができる。前歯に関しては、レジン歯を接着する必要がある。


●下顎第2小臼歯欠損の場合

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下顎第2乳臼歯の次に萌出予定である、下顎第2小臼歯の欠損を認めます(緑丸)。通常、この部位では乳歯よりも永久歯の横幅が小さいです。よって、その部位での乳歯が残存することで上下顎の歯の大きさ(横幅)の調和がとれません。この患者さんは、下顎第2乳臼歯の両脇を0.25-0.3mmの範囲内で僅かに削合し、上下顎での調和を図り矯正治療を行ないました。尚、冷たいものがしみたり、痛みを認めることはありません。


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麻酔をせず痛みのない範囲内で、下顎第2乳臼歯の両脇を0.25-0.3mm僅かに削合しました(矢印間)。



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