インプラント矯正 - 宮崎台やすい矯正歯科クリニック

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宮崎台やすい矯正歯科クリニック

インプラント矯正

インプラント矯正
矯正治療では、歯を移動させる際に必ず固定源が必要になり、この固定源をいかに確保できるかが矯正治療の成否に関わっています。 もともと矯正治療における歯牙移動は、歯と歯での押し合いと、引っ張り合いが基本です。

インプラント矯正が行われていなかった頃、永久歯抜歯矯正治療を行う際、抜歯スペースを閉じるには、奥歯3本の大きい固定源に対して犬歯1本を動かしたり、またヘッドギアを使用して奥歯の固定源を強化してきました。このことは、ある歯牙移動を行なえば、隣接する歯牙に対し必ず反作用が発生し、 動いてほしくない歯牙も動いてしまうことをを意味しています。結果、予定していた歯牙移動を達成できない場合が多いです。さらに、上下顎左右側の奥歯を同時に同方向へ移動すること、上下顎奥歯の圧下移動(歯牙を潜らせること)をすることは、非常に困難であり、それを完全に達成することは無理と考えられます。 そこで絶対的な固定源を確立する為にインプラント矯正が行われるようになりました。

インプラントとは、「しっかり埋め込む、差し込む」という意味があります。一般的にインプラントといえば、人工の歯を埋め込むことを考えますが、当院で行なっておりますインプラント矯正は、お口の中に純チタンでできた骨折接合用の「ネジ」を埋め込み歯牙移動の際に固定源として利用する治療法です。 顎骨にしっかりと固定されたインプラントから直接歯を動かすことで今まで固定源として使用してきた隣接歯にかかる反作用が起こらなくなり、比較的スムーズに矯正治療が行えるようになります。そして3D_Setup_Managerにより明確にした治療目標を達成することがほぼ可能となります。

矯正用インプラントによる治療上のメリット

1)絶対的固定源の確立
口元の突出や極度のデコボコの患者さんを治療する場合に小臼歯抜歯矯正治療を行います。その際、固定源の確立がないと奥歯が前方へ移動してしまい抜歯により得られたスペースが無くなり、口元を十分に下げることができなかったり、デコボコを解消できない場合があります。そのようなことを起こさない為に、インプラントから歯を直接動かすようにします。


絶対的固定源の確立

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2)上下顎同時後方移動(非抜歯治療の可能性の拡大)
今まで奥歯を後ろに動かす場合、先ずは上顎の奥歯を動かし、次に下顎の奥歯を動かしたり、ヘッドギアやリップバンパなどの付加的装置を多様したり、上下顎の奥歯を同時に動かすことはかなり難しい処置でした。ところがインプラント矯正を行うことで、上下顎それぞれに固定源を持つことができ、上下顎奥歯を同時に後ろに動かすとが可能となりました。結果、非抜歯矯正治療の可能性が広がりました。


上下顎同時後方移動(非抜歯治療の可能性の拡大)

上下顎同時後方移動(非抜歯治療の可能性の拡大)

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3)大臼歯の圧下
一般的に前歯部開咬といって前歯が噛まずに奥歯しか噛んでいない患者さんでは、前歯に小さなゴムを使用して上下前歯を引っ張りだし、前歯が噛めるように治療してきました。そのような治療は歯と顔貌の調和を悪化させる可能性が考えられます。前歯部開咬症や一部の上顎前突症では、上顎奥歯が伸び上がり高く(挺出)なっていることが多いです。矯正治療では、上下顎奥歯をもぐらせ低くする(圧下)ことは非常に難しい処置で、ほとんど不可能と考えられています。ですがインプラント矯正を使用することで奥歯を効果的に圧下して前歯を噛ますことが可能となりました。そのような治療により顔貌との調和を悪化させることなく機能的、審美的に改善が可能となりました。


大臼歯の圧下

大臼歯の圧下

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矯正用インプラントのタイプ

1)スクリュータイプ
当院で使用しているインプラント矯正は、素材は純チタンからできており、顎顔面骨折の治療の際、ギブスの代わりとして骨折部の接合をする為に使用しているスクリューを矯正治療に応用しています。スクリュー埋入部位に麻酔を行い歯肉を切開することなく、スクリューを1本埋入するのに5分程で完了します。埋入後、確認のレントゲン撮影をし、抗生剤、鎮痛剤を飲んでいただきます。麻酔の効果が切れても著しい痛みや腫れを伴うことはありません。このスクリュータイプインプラントの埋入部位は、下顎の舌側以外ほぼ全ての箇所に埋入可能ですが、スクリュータイプを利用した場合、僅か3mm程の歯根間に埋入するため、歯を動かせる量は3mm以内に制限されます。


スクリュータイプ

スクリュータイプ

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2)組織外プレートタイプ
素材は純チタンからできており、顎顔面骨折の治療の際、ギブスの代わりとして骨折部の接合をする為に使用しているプレートを、矯正治療に応用しています。プレート埋入部位に麻酔を行い歯肉を切開することなく、プレートを1枚挿入するのに15分程で完了します。埋入後、確認のレントゲン撮影をし、抗生剤、鎮痛剤を飲んでいただきます。麻酔の効果が切れても著しい痛みや腫れを伴うことはありません。主に挿入する部位は、上顎の裏側前方部です。歯を動かせる量は、歯根による制限を受けないため3mm以上でも全く問題なく移動可能ですが、歯を動かしたい方向に沢山の骨量(後方容量)がなければなりません。


組織外プレートタイプ

組織外プレートタイプ

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3)埋入型プレートタイプ
素材は純チタンからできており、顎顔面骨折の治療の際、ギブスの代わりとして骨折部の接合をする為に使用しているプレートを、矯正治療に応用しています。プレート埋入部位に麻酔を行い歯肉を切開して、プレートを1枚挿入するのに20分程で完了します。埋入後、歯肉の縫合、確認のレントゲン撮影をし、抗生剤、鎮痛剤を飲んでいただきます。麻酔の効果が切れた後、徐々に痛み、腫れを伴いますが1週間程で治まります。主に挿入する部位は、下顎の頬側後方部です。歯を動かせる量は、歯根による制限を受けないため3mm以上でも全く問題なく移動可能ですが、歯を動かしたい方向に沢山の骨量(後方容量)がなければなりません。


埋入型プレートタイプ

埋入型プレートタイプ

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